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トヨタ、仕入物流に20年9月ミルクラン方式導入

2019年12月20日 (金)

ロジスティクストヨタ自動車は20日、2020年9月から東海地域の部品仕入れを、自社手配の「引き取り物流」に変更することを発表した。

同社はこれまで部品仕入れ先が手配する「お届け物流」を基本としていたが、九州・東北の一部で先行して取り組んでいた「引き取り物流」を拡大して東海地域で実施する。

具体的には、複数の部品メーカーを1台のトラックで集配して回る「ミルクラン」方式を導入し、その輸送計画の立案とオペレーションをトヨタが主導するほか、荷物の積み降ろし場を整備することで、荷役作業時の「ドライバーの負担低減」「安全性向上」を実現する。

この取り組みにより、トヨタは輸送現場の要望や困り事を吸い上げやすくなるため、継続的な改善活動につながるほか、一連の取り組みで8%の輸送の効率化とCO2排出量削減が期待できるという。