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商船三井、グリーンローンでLNG供給船の資金調達

2019年12月23日 (月)

ロジスティクス商船三井は23日、同社が保有・管理する世界最大級の液化天然ガス(LNG)燃料供給船の建造資金を、グリーンローンとしてBNPパリバと中国輸出入銀行から借り入れることを発表した。

今回の借入金で建造するLNG燃料供給船は、LNGを燃料とするメガコンテナ船に燃料供給するだけでなく、みずからもLNGを燃料として航行するもので、2020年からトタルが傭船し、CMA CGM社向けに年間30万トンの燃料供給を行うことが決まっている。

グリーンローンは、調達資金の使途を環境改善効果のある事業に限定した借入で、同事業に関心のある投資家から資金を得る。同社はこのほか、2018年8月にグリーンボンド(債権)を、19年7月にサステナビリティボンドを発行している。