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JPR、貸パレット業界初のグリーンローン契約

2021年8月2日 (月)

財務・人事日本パレットレンタル(JPR、東京都千代田区)と農林中央金庫(同)はこのほど、環境事業への資金供給のための「グリーンローン」による金銭消費貸借契約を締結した。金額は4億円で、融資期間は6年間。

両社によれば、レンタルパレット業界におけるグリーンローンの契約締結は初めて。JPRは調達した資金をレンタルパレットの購入に充て、環境負荷軽減の意識の高まりなどを背景とした、レンタルパレット需要の拡大に対応するとしている。

▲グリーンローン実行スキーム(出所:日本パレットレンタル)

JPRで現在、1100万枚のパレットを運用し、年間では延べ4800万枚を企業に供給。日本格付研究所からは「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」の最高評価を取得している。

農林中央金庫は、ことし4月にグリーンローン原則などに準拠した資金使途限定のESGローン商品を創設。今回がその第1号案件となる。