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2020年 年頭所感

SBS鎌田代表、ことしのキーワードは「飛翔」

2020年1月7日 (火)

▲鎌田正彦社長

ロジスティクスSBSホールディングスの鎌田正彦社長は6日に行われたグループの新年会の冒頭で年頭所感を述べ「昨年はグループ融合というキーワードで走った。ことしは『飛翔』だ」とし、年頭所感を述べた。

(以下、要旨)

昨年は「融合」というスローガンで走った1年であった。6月にはSBSリコーロジスティクス本社がSBSグループ本社に移転したことで、グループシナジー創出へのスピード感が格段に加速した。業績面では売上は2550億円、営業利益も100億円をうかがう勢いとなり、これもひとえに社員の皆さん一人ひとりの努力の賜物であると感謝している。

当社グループの最大の成長要因は3PLである。昨今インターネット通販の成長により物流センターと配送の需要が急拡大していることから、物流センターを確保し配送を取り込むことで、「ECビジネス向け3PL」のビジネスモデルが完成するが、われわれはそこに向けて着々と準備を進めているところである。

昨年は大阪南港に自社物流センターが竣工、福岡、名古屋にもセンターを開設した。ことしも、今月中に横浜市で新たな物流センター建設工事の地鎮祭を控え、4月には大田区(城南島)、下期に横浜市金沢区(幸浦)で新たな物流センターが竣工予定にある。現在グループでは50万坪ほどの物流倉庫を運営しているが、早いうちに100万坪にしたいと考えている。また、配送面では、SBSリコーロジスティクスとSBS即配サポートが連携しBtoBの全国配送ネットワーク構築に挑戦、さらにBtoCの宅配事業にも参入をする。

また、ことしは、東京大学にグループ初となる寄付講座を開設する。AI、IoTなどの最新技術がこれからの物流業には不可欠であり、これから科学的なアプローチをどん欲に学んでいきたいと考えている。

2020年度のスローガンは「飛翔」とした。グループ一丸となり、厳しいロジスティクス業界にあって一層の高みを目指し飛び立つ年にしていこう。また、昨年のスローガン「融合」は当社グループの永遠のテーマ。たゆまず融合を進めていこう。

ことしも事故ゼロを追求していく。SBS自動車学校は「事故をなくす」という思いからグループに加わってもらった。グループをあげてドライバー育成、レベルアップに取り組み、事故ゼロを実現しよう。

▲2020年度のスローガン(出所:SBSホールディングス)