シモハナ物流、配送車両1500台に｢Mobileye570｣搭載

フードシモハナ物流（広島県坂町）は10日、全配送車両1500台に衝突防止補助シテスム「モービルアイ570」を搭載することを発表した。2020年内の全車搭載を目指す。

「モービルアイ570」は、フロントガラスにカメラを取り付けて使用する後付け衝突防止補助システムで、追突・低速時追突・車間・車線逸脱・歩行者の危険をアイコン表示とビープ音で知らせる。

シモハナ物流は、既設のドライブレコーダーと「モービルアイ570」を連携することで、発報時の映像を自動録画し、ドライバーの危険予知教育に活用するほか、効率的に収集した運行データを用いて、新人・高齢者ドライバーへの特別指導など、個人の運転特性に応じた安全運転教育に役立てるという。

国内物流会社では、同じく食品物流を手掛ける北王流通（東京都北区）が同製品の全車搭載を発表しており、SBSロジコムは「ピレニードライブ」の開発協力を発表するなど、物流会社に後付けタイプの交通事故防止機器の導入が進んでいる。