家族亭、寿製麺買収、関西で製麺事業を強化

フード家族亭は3日、寿製麺の株式を取得し、子会社化すると発表した。

家族亭は昨年10月に麺製造会社の中野食品（埼玉県八潮市）を子会社化し、製麺事業に進出。組織改革、原材料などの見直し、調達方法の変更、生産ラインでの労務管理手法の変更を進め、収益性の改善で成果を上げる一方、関西に保有する2か所の小規模製麺工場を集約し、関西で製造、製麺事業の拡大を検討していた。

この結果、関西地区で新たな製麺拠点の構築が不可欠と判断し、構築方法を検討していたところ、寿製麺の筆頭株主・姫路糧食エンデバー・パートナーズを通じ、寿製麺の株式取得の打診があった。

この提案を検討した結果、寿製麺の子会社化を決めたもの。発行済株式の70％（315株）を姫路糧食から取得することで合意した。