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ニューレボ、「ロジクラ」拡販・開発に1.2億円調達

2020年1月15日 (水)

サービス・商品在庫管理ソフトの「ロジクラ」を開発・提供するニューレボ(東京都港区)は15日、ソフトの販売拡大とシステム開発を目的として1.2億円の資金調達を実施した、と発表した。引受先は、ジェネシアベンチャーズ、マネックスベンチャーズ、オリエントコーポレーション、SGインキュベートの4社。

「ロジクラ」は、EC事業者をメインターゲットとした在庫管理ソフトで、2018年11月に無料版をリリースしてから1年で登録された在庫データは2000億円分。同社は、ロジクラに蓄積された在庫・入出庫データをもとに、在庫の適正化・流動化・換金を行うデータ活用事業をパートナー企業と開始する予定で、同事業を「物流群戦略」と位置づける。

▲物流群戦略の概要(出所:ニューレボ)

「物流群戦略」の第一弾は、資金調達先のオリエントコーポレーションと行い、事業者向け金融商品の提供や決済サービスの導入など、協業に向けた検討を進めていくという。

今回の調達資金は、「ロジクラ」の販売拡大、顧客単価向上に向けた開発投資、在庫データを活用した金融商品の開発、在庫売買プラットフォーム事業の検証に活用する。