ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

フルカイテン、人材採用と開発強化に1.7億円調達

2020年1月15日 (水)

サービス・商品売上増加と在庫削減の両立を支援するクラウドサービス「フルカイテン」を開発・提供するフルカイテン(大阪市福島区)は15日、大和企業投資、京銀リース・キャピタル、みずほキャピタルを引受先とする第三者割当増資により、1億7000万円の資金調達を実施した、と発表した。併せてみずほ銀行から融資を受け、事業資金を積み増したことも明らかにしている。

今回の資金調達は、2017年5月、18年6月に続く3回目の増資で、同社は調達資金を人材採用と開発体制の強化に投資する。「フルカイテン」は、17年にリリースしたAIの需要予測によって在庫問題を解決するクラウドサービスで、アパレル企業を中心に導入が進んでいる。

同社は今後も契約企業数の増加が見込まれるとして、調達資金で事業拡大の地盤を固め、「必要な商品が必要な量だけ流通する社会」の実現を目指す。

「フルカイテン」の操作デモに対し、大手企業の担当者が「そうなんですよ」としきりに頷いている様子を見て、大きな可能性を感じた。多くの人が課題に感じているが解決できていないことに取り組めるのは、とても意義がある。みずほキャピタルの藤井智史インベストマネジャー