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住商の物流施設でドローン運用自動化の有用性確認

2020年1月21日 (火)

調査・データセンシンロボティクス(東京都渋谷区)は21日、完全自動運用型ドローンシステム「センシンドローンハブ」を使用した警備監視と巡視点検の自動化実証実験で、システムの有用性を確認したことを発表した。

▲センシンドローンハブ(出所:センシンロボティクス)

実験は、2019年11月に住友商事の物流施設「ソシラ川越」(埼玉県川越市)で行われ、「センシンドローンハブ」が制御しているドローンが、予め設定した飛行ルートと予定時刻に自動で離陸、ルートどおりに飛行し、着陸したことを確認。施設警備などの実用機能が実証された。

また、施設と警備センター間の警備監視業務を想定した映像伝送システム実験でも、カメラ操作、自動航行の検証を行ったほか、夜間飛行、屋根・壁面点検の検証などの検証も行われ、いずれの検証でも十分な機能があることが確認されたという。

同社は「将来的な完全自動運用に向け、効果測定・実証実験を継続していく」としている。