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ヤマト・SBS・鈴与、東大に「先端物流科学」の寄付講座

2020年1月24日 (金)

話題ヤマトホールディングス、SBSホールディングス、鈴与(静岡市)の3社は24日、日本経済の今後の発展に寄与するため、東京大学先端科学技術研究センターに「先端物流科学寄附研究部門」を共同設置したことを発表した。

3社の寄付を受けた同センターは、ことし4月から「先端物流科学特論I・II」というオムニバス形式の講義を立ち上げ、「渋滞学」を提唱した西成活裕教授や、味の素AGFで物流部長を務めた井村直人特任教授のほか、物流に関連する分野の教授や物流会社などが講義を行う。

また、研究部門では最先端の科学技術や物流の実務などについて研究し、ロジスティクスのあるべき姿を議論するほか、ロジスティクスのさまざまな課題について数理科学の視点から研究を行う。

3社は今後、ビッグデータ、AI、IoT、ブロックチェーンなどの新技術を活用して物流を改革する「高度物流人材」の育成を目指す。

公開シンポジウムの概要
日時:2020年3月4日13時~16時
場所:東京大学本郷キャンパス山上会館

プログラム(仮):
(1)「東京大学先端物流科学寄附研究部門の設置」 東京大学先端科学技術研究センター・井村直人特任教授
(2)「現代の物流課題と今後の物流政策」(仮)国土交通省総合政策局・金井昭彦官房審議官
(3)「物流人材の育成に向けて」(仮)国土交通省国土交通政策研究所・佐々木良所長
(4)「物流業界における人材教育に関する課題認識と取り組み」ヤマトホールディングス・牧浦真司常務、SBSリコーロジスティクス・若松勝久社長、鈴与(未定)
(5)「物流の変革を推進する人材の育成」(パネルディスカッション)東京大学先端科学技術研究センター・西成勝成教授、各社発表者

定員:120名
参加費:無料

申込方法:メールによる事前登録制(定員に達し次第、締切)。メール本文に「氏名(ふりがな)」、「所属(企業名・大学名・学部)」、「返信用メールアドレス」、「電話番号」を記入する。
宛先:東京大学先端科学技術研究センター先端物流科学寄附研究部門 北村氏
メール:logisticstodai@gmail.com