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ミャンマー政府、物流発展へ「コーディネート部局」

2020年1月26日 (日)

国際国土交通省は24日、ミャンマー・ヤンゴンで16日に開催した「日ミャンマー物流政策対話」の結果を取りまとめ、ミャンマー運輸・通信省から、「コーディネート部局」の新設や「ミャンマー・タイ東西経済回廊」の道路整備状況について説明があったことを報告した。

国土交通省大臣官房参事官をはじめとする日本側からは、ミャンマー政府の物流施策の参考にしてもらうために、日本の「総合物流施策大綱」の推進体制や具体的な取組内容を紹介。ミャンマー運輸・通信省からは、マルチモーダル輸送と物流産業の発展に向けて「コーディネート部局」を新設することや、物流ネットワーク構築に向けた課題、交通インフラ整備のプロジェクト概要――などについて説明があった。

▲ミャンマー運輸・通信省の発表の様子

このうち、日本の物流事業者が国際輸送サービスを展開している「ミャンマー・タイ東西経済回廊」については、特にミャンマー側のターマンヤからジャイン橋手前までの道路インフラ状況が悪く、輸送振動による貨物の荷崩れや洪水による通行止めが発生していることから、日本側からミャンマー建設省に対し、道路整備状況を確認。ミャンマー建設省から2021年5月に道路整備が完了する見込みであることが報告された。

▲政策対話(日本側)の様子