ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

いなげや、多摩地区のドミナント強化へ三浦屋を買収

2012年8月8日 (水)

M&Aいなげやは8日、東京多摩地区を中心に9店舗を展開する食品スーパーマーケット・三浦屋の全株式を10月1日付で取得し、子会社化すると発表した。

 

三浦屋の出店エリアである東京多摩地区は、いなげやが進めるドミナント戦略上の重要なエリアとなっているほか、業態もいなげやが郊外型店舗を主力とし、ベーシックな商品群を中心とした品揃えであるのに対し、三浦屋は高級志向の商品力と駅前立地での独自のノウハウを持つなど、互いに異なる経営スタイルであることから、シナジー効果を発揮しやすいと判断した。

 

いなげやは現在、首都圏を中心に128店舗のスーパーマーケットを展開し、今期から「エリア内占拠率を高めるドミナント化」を掲げている。三浦屋は、東京多摩地区、埼玉県西部地域の小中学校、特別支援学校などの給食用食材の販売を半世紀以上にわたって手掛け、地域社会から支持されている。