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【決算】伏木海陸、輸入貨物減少で営業益53.6%減

2012年8月16日 (木)
2012年6月期連結決算(単位:百万円)
 2012年6月期2011年6月期増減率
売上高10,40210,540-1.3%
営業利益256553-53.6%
経常利益256496-48.3%
当期純利益190204-6.8%

財務・人事▽輸入貨物減少で営業益53.6%減
伏木富山港が日本海側拠点港に選定されたことに関連し、2011年7月に港湾運送事業を運営する丸共組を連結子会社化したほか、港運事業の拡充を図った。

 

しかし、主力の港運貨物は原木・製材などの輸入貨物や、円高の影響による輸出コンテナ貨物が「予想以上に減少」する厳しい状況となり、売上高は1.3%の減収、営業利益は53.6%の減益となった。

 

▽通期、増収増益見込む
今後は物流の合理化を求める荷主ニーズに対応する体制を整えて取扱い貨物を確保するとともに、新たな盛り上がりを見せる対岸諸国からのクルーズ客船の受け入れを積極的に進め、港の活性化と差別化を図る。

 

これらにより、2013年6月期は連結売上高108億円(3.8%増)、営業利益3億7000万円(44%増)、経常利益3億円(17.1%増)、最終利益2億円(5.2%増)――を見込む。