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物流業界でも感染者確認、日本郵便と伊勢湾海運で

2020年3月2日 (月)

国内2日、物流業界でも新型コロナウイルスの感染者が相次いで見つかった。新潟県では日本郵便の郵便配達員に、愛知県では伊勢湾海運の本社従業員に感染が確認された。

日本郵便の郵便配達員は、新潟県三条市の「三条郵便局」で集配業務を担当。東京から新潟に帰省していた男性(2月29日に感染確認)の濃厚接触者で、2月25日に発熱し、3月2日に感染が確認された。

「三条郵便局」は、2日から当面の間窓口業務を休止。局内の消毒作業を終了し、安全が確認できたところで営業を再開するとしている。

▲伊勢湾海運の本社全館消毒の様子(28・29日実施)

伊勢湾海運の従業員は、家族(2月27日に感染確認)が検査入院した2月26日まで名古屋市港区の本社で勤務。27日に発熱の症状が出たことから当人の検査を実施したところ、28日夜に感染が確認された。

同社は、感染拡大防止策として「濃厚接触者の自宅待機」「本社全館の消毒」「関係先への訪問の自粛」などの対応をとっており、今後も全力で感染防止に努めることを表明している。