ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

丸和運輸機関、埼玉で400億円投じ食品拠点建設へ

2020年3月10日 (火)

ロジスティクス丸和運輸機関は10日、埼玉県松伏町の産業団地整備事業地にグループ最大規模の食品物流センターを建設するため、11.6万平方メートルの建設用地を取得したことを発表した。

建設予定地は、埼玉県企業局が雇用創出や地域経済の活性化を図るために開発を進めている産業団地整備事業地(15万平方メートル)の一部で、都心から30キロ圏内に立地。東京外環自動車道「三郷インターチェンジ」から25分と、常磐道、東北道、圏央道へのアクセスも良好で、首都圏の活動拠点として関東⼀円を網羅できる。

同社は建設予定の食品物流センターについて、2022年3月期までに土地を譲り受け、総額400億円を投じて食品を扱う物流施設とすること以外は、着工、竣工ともに未定で、温度帯倉庫の規模についても明かしていないが、発表では「大規模災害時に食料の供給基地として使用できる総合食品物流のプラットフォーム構築を目指す」としている。

▲松伏・田島地区産業団地の完成予想イメージ(出所:埼玉県)

施設概要
所在地:埼玉県北葛飾郡松伏町大字松伏・田島地内
敷地面積:11万6000平方メートル
延床面積:20万7000平方メートル(予定)
投資総額:76億円(建設費用含む総投資400億円)
引渡期日:2022年3月期中