ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

センコン物流、「商物一体」海外展開で農政局長賞

2020年3月17日 (火)

▲センコン物流がベトナムで運営している宮城県のアンテナショップ

産業・一般センコン物流は17日、東北地域の農林水産物の輸出に取り組む優れた輸出事業者として「東北農政局長賞」を受賞した、と発表した。

同社の国際物流部門は、東北を中心とする日本産品を単に輸出するだけでなく、海外で新たな商流を生み出す事業を展開しており、今回はこうした取り組みが東北地域の農林水産物や加工食品の輸出拡大に大きく貢献したとして表彰を受けた。

同社の担当者は、この取り組みについて「物を運ぶには、商流がないと始まらない。国際物流部門では、商社のようなアプローチで事業を展開しており、一部では国内商品を買い付けて現地で販売・宣伝している。当社ではこれを”商物一体事業”と呼んでいる」と説明。

▲タイで開催した仙台牛のPRイベント

同事業は、主にロシア、マカオ、ベトナム、タイで展開しており、今回表彰を受けた東北産品の輸出では、ベトナムで2015年から宮城県のアンテナショップを運営しているほか、ロシア最大規模の食品見本市への出展、タイ食品関係者へ仙台牛の説明・試食会開催など、さまざまな取り組みを進めている。