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日通、建設資材の共同配送と現場内搬入を一体化

2026年2月2日 (月)

ロジスティクスNIPPON EXPRESSホールディングスは2日、日本通運が都市部の建設需要増加を背景に、建設資材の共同配送と建設現場内の搬入・間配り支援を組み合わせた新たな物流スキーム「建設ロジスティクス」を開始したと発表した。門前倉庫に複数メーカーの資材を集約し、WMS(倉庫管理システム)で在庫と入出庫を一元管理したうえで、建設工程に合わせて必要分をまとめてジャストインタイム配送する。

▲スキームの概要(クリックで拡大、出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

現場到着後は、エレベーター運用会社と連携し、エレベーター積み込みから各フロアへの横持ちまでを一括して担う。かご車や平台車を活用することで積み替え作業を減らし、省人化と作業時間短縮を図る。復路ではロールボックスを端材回収容器として活用し、建設資材への再資源化につなげる仕組みも組み込んだ。

都市部の建設現場では、メーカーごとの個別納入による車両集中や待機が常態化し、交通渋滞やCO2排出増加が課題となっていた。加えて、荷受けや仕分けなどの付帯作業が現場の負担となり、生産性低下を招いていた。同社は倉庫運営や輸送、オフィス移転で培ったノウハウを応用し、物流面から現場効率化を支援する。

(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

導入効果として、作業効率最大50%改善、納品車両の待機時間ゼロ、CO2排出量最大40%削減を見込む。まず東京都心と大阪府下でゼネコン数社と実証を進め、順次拠点を拡大する計画だ。削減分はJ-クレジット制度への登録も視野に入れ、環境価値の創出と還元モデル構築を目指す。建設業界全体を巻き込んだ都市型物流プラットフォーム化を進め、現場の省人化と脱炭素を同時に後押しする。

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