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ウインテスト、中国武漢工場の本格操業再開へ

2020年3月26日 (木)

拠点・施設電子部品用検査装置メーカーのウインテストは26日、中国武漢の生産拠点「偉恩測試技術(武漢)有限公司」(ウインテスト武漢)が4月8日から本格的に操業を再開すると発表した。これにより、同社は「今後の大量受注に柔軟に対応できる体制が整う」としている。

3月3日に武漢の区行政府から工場再開許可が下りたことを受け、同社とウインテスト武漢工場は再開準備に着手。自宅待機していた現地従業員も同月23日から段階的に出社できるようになったことから、4月8日からの本格操業再開を決めた。

大口受注していたLCDドライバIC検査装置「WTS-577」の製造はすべてウインテスト大阪事業所で製造、納品する計画で進めていたが、武漢工場の操業開始が明確になったことから、一部の製造を武漢工場で行うことも検討する。

なお26日時点で同社グループの従業員に新型コロナウイルスの感染者は確認されていない。