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AIT上海-東京間フェリー&鉄道輸送、週2便に増便

2020年4月1日 (水)

サービス・商品エーアイテイー(AIT)は3月31日、上海-東京間をフェリーと鉄道で結ぶ「ハイブリッドプレミアムサービス(シー&レール)」について、これまで週1便だったところを3月28日から週2便に増便した、と発表した。

同サービスは、AITグループの上海倉庫で荷受け後、上海-大阪・神戸港間を日中国際フェリーのフェリーで、大阪・神戸-東京間はJR貨物の鉄道で混載保税輸送し、東京から最終仕向地まで配送を行うもの。これまでは「蘇州号」の週1便運航に対応していたが、新たに「新鑑真」でもサービス提供を開始した。

同社は、新型コロナウイルスの影響で中国からの航空貨物スペースが不足し、運賃も高騰していることから、混雑により納期の見込みが立ちづらい東京港揚げの海上輸送を避け、安定的に6日で輸送できるフェリー&鉄道サービスを拡充することで、顧客の要望に応える。

担当者によると、テスト運用で3月28日に上海を出発した「新鑑真」は予定どおり30日に神戸港に入港しており、「蘇州号」を含むサービス全体で新型コロナウイルスによる輸送遅延は発生していない。すでに日中間の代替輸送手段として同サービスを使用する顧客が増加しているという。

■「ハイブリッドプレミアムサービス」のスケジュール