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日ミャンマー、交通運輸の協力枠組み構築で一致

2012年8月28日 (火)

行政・団体国土交通省は27日、ミャンマー・ヤンゴンで開催した「日ミャンマー交通運輸技術連携セミナー」(24日開催)の結果を公表した。両国の官民230人以上が参加した。セミナーに先立ち、北村国土交通審議官が、ミャンマーのニャン・トゥン・アウン運輸大臣らと会談し、今後の交通運輸分野での協力について意見交換を行った。

 

ことし4月の首脳会談以後、国交省として初めてミャンマー政府とのハイレベル協議を行ったもので、交通運輸分野における日本の優れた技術やミャンマーの交通事情、今後の両国間の協力関係について意見交換を実施。

 

日本側は羽田国土交通大臣からの書簡をニャン運輸大臣に手渡し、「ミャンマーとの協力関係は両国の発展に極めて意義深く、可能な限り早期に交通運輸分野での包括的な協力に関する覚書の締結に向けて調整していきたい」と述べた。

 

また、内航輸送の振興、ティラワ港開発、港湾・運輸政策に関する専門家派遣などで具体的な技術協力実施に向けた検討が進むよう、期待を表明した。

 

これに対し、ミャンマー側は交通分野での協力と覚書の早期締結を提案した羽田大臣の書簡とセミナー開催について感謝の意を表し、日本からの協力に期待するとともに、協力に向けた枠組みを構築するため、覚書を早期締結することで一致した。

 

■ヤンゴン(ミャンマー)の位置

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