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緊急事態宣言で医薬品卸2社が共同配送を検討

2020年4月8日 (水)

メディカル医薬品卸のスズケンと東邦ホールディングスは7日、緊急事態宣言の発出を受け、医薬品の安定供給を目的に、両社が共同配送や納品代行といった医薬品物流の協業を行うことを検討する、と発表した。

スズケン単体では、社員を複数のグループに分けて勤務シフトを組む「輪番制」を採用し、緊急事態宣言の対象地域となった東京都から運用を開始。順次エリアを拡大する。また、営業活動は原則自粛とし、配送や物流センターのバックアップに専念する。

東邦ホールディングスも営業活動は原則自粛。これまでに準備してきた物流センターの自動化や、基幹システムの二重化による災害時のシステム切り替えなどの取り組みを活用し、医薬品の安定供給を最優先に業務を行う。

スズケンと東邦ホールディングスは、2019年3月期の売上高で業界3位と4位につけている。