
拠点・施設ラサール不動産投資顧問とJXTGホールディングス傘下のNIPPOは21日、両社が共同開発する「ロジポート加須」が5月1日に着工することを発表した。21年5月末の竣工を目指す。
同施設は、敷地面積5.3万平方メートル、延床面積12.1万平方メートルの4階建てマルチテナント型物流施設で、東北自動車道「加須インターチェンジ」から2.8キロに立地し、首都圏や東北エリアへの配送拠点として利便性が高い。また、工業専用地域に位置していることから24時間運用も可能で、最寄りのバス停まで徒歩1分と雇用確保の面でも強みをもつ。
倉庫内は、1階から3階を高床倉庫、4階を低床倉庫とし、大型シングルランプウェイで各階に直接アクセスできる。最小面積650坪から分割可能で、1フロア最大7400坪まで利用可能。全館LED照明と72時間対応の非常用発電機を備える。
敷地面積:5万3016.6平方メートル(約1万6376坪)
延床面積:12万1418.95平方メートル(約3万6738坪)
構造:鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上4階建
設計監理監修:日立建設設計、エノア総合計画事務所
設計施工:竹中工務店
施主:加須プロパティー特定目的会社
用途:マルチテナント型物流施設
着工:2020年5月1日
竣工:2021年5月31 日