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SBSグループ、日本レコードセンターが燃費評価で三ッ星

2012年8月31日 (金)

話題SBSホールディングスは8月31日、東京都が今年度から開始した貨物運送事業者の燃費評価制度で、同社グループの日本レコードセンター(NRC)が3ツ星評価、ティーエルロジコムが2ツ星評価を得たと発表した。

 

同制度は、東京都が運送事業者によるCO2削減の取り組みを評価するもので、今年度を試行期間に位置付け、来年度から本格的な運用を開始する。

 

申請事業者は全トラック1台ずつの燃費データ1年間分を提出し、車種・重量に応じて設けた39グループで、個々の車両の実走行燃費の偏差値を算出、一事業者の全車両の平均偏差値に応じて3段階で評価を行う。

 

SBSグループは、物流事業15社で3000台のトラックを保有しており、そこから排出されるCO2はグループ全体の年間排出量である7万トン(2011年度)の8割を占めている。

 

そこで、同社グループではエコ安全ドライブの推進や低公害車の導入促進など、車両への環境対策に注力。東京都による評価制度が開始されることを受け、同制度を積極的に活用することで、燃費改善とCO2削減を進めることにした。

 

同社では「今回、評価を得たのは2社にとどまったが、本格運用となる来年は2社以外で申請要件を満たすグループ企業も挑戦する」としている。