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+A、日通に月額料金制でピッキング支援ロボ

2020年5月7日 (木)

拠点・施設日本GLPと三井物産の合弁会社であるプラスオートメーション(+A、東京都港区)は4日、ラピュタロボティクス(東京都中央区)のピッキング支援ロボットを月額料金制で日本通運の物流センターに提供開始したことを発表した。

同ロボットは、既存の倉庫でレイアウトやマテハンを変更することなく導入できることが特徴で、目的の商品が保管されている棚まで自動走行し、モニターでピッキング作業者に指示を表示する。未経験者への教育時間・間接コストの削減、作業品質の均一化、作業効率の向上が期待されている。

日本通運とラピュタロボティクスは、2018年10月から同ロボットの共同研究を開始し、19年に実証実験を実施。安全性と作業時間短縮の効果を確認できたことから、日本通運はプラスオートメーションの月額料金制レンタルサービスを活用して東京都大田区平和島のセンターに導入した。月額料金制レンタルサービスは、初期投資を抑え、ロボットの使用料やメンテナンス料を固定化することができる。

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▲ラピュタロボティクスと日本通運の実証実験の様子(出所:ラピュタロボティクス)