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GLP関連2社がRapyuta Roboticsと連携、安川電機も

2020年2月17日 (月)

M&Aラピュタロボティクス(東京都中央区)は17日、日本GLP(東京都港区)のグループ会社「モノフル」(同区)と資本業務提携し、併せて三井物産と日本GLPの共同出資会社「プラスオートメーション」(+A、同区)とパートナーシップを構築する、と発表した。

▲ラピュタロボティクスのAMR

ラピュタロボティクスは、複数台・複数種のロボットを協調制御するロボティクスプラットフォーム「ラピュタ.io」と、物流施設向けの協働型ピッキングアシスタントロボット(自律走行型AMR)を開発・提供している会社で、モノフルはトラック予約システムや配車管理システムなどの物流ソリューションを、+Aは月額課金制のロボットレンタルサービスを提供していることから、3社で顧客を共有し、幅広い用途のロボットを組み合わせて使用できるロボットサービスを月額課金制の手軽さで提供することを目指す。

▲+Aが提供しているLibiao社製のソーティングロボット(出所:+A)

日本GLPは、「(10日に着工した大規模物流施設群の)『アルファリンク相模原』を含め、GLP施設以外にも広く普及・導入を進める」と話しており、今回の連携によって物流施設・物流ソリューション・ロボットサービスの3つが揃うことになった。また、ラピュタロボティクスは産業用ロボットの安川電機とも資本業務提携し、アーム型ロボットとAMRが連携する物流現場・製造現場の実現を目指すことを発表していることから、関係5社が連携してより高度な物流ロボットサービスを月額課金制で提供する可能性が見えてきた。

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