
▲ラピュタPA-AMRから荷下ろしする様子(出所:ラピュタロボティクス)
EC物流ロボット開発のラピュタロボティクス(東京都江東区)は22日、オフィス用品通販大手のアスクル(同区)に、自律走行型協働搬送ロボット「ラピュタPA-AMR」34台を納入したと発表した。このタイプのロボットを34台も導入するのは、国内のEC(電子商取引)向け物流倉庫では最大規模だという。
発表によると、導入先はアスクルのEC向け物流センター「ASKUL Value Center(アスクル・バリュー・センター)日高」(埼玉県日高市)。導入後、従来より生産性が1.8倍向上し、ピッキング作業の人員は3割減ったという。

▲AMRと協働でピッキングする様子
アスクルは、EC市場の成⻑を背景とした物流需要の増加や物流センターでの人手不足への対応として、積極的に自動化を推進している。短期間で柔軟に導入できる自律走行型協働搬送ロボットに注目し、ラピュタPA-AMRを導入した。
ラピュタPA-AMRは作業スタッフと協働でピッキングを行い、荷物の搬送の代行とピッキングルートの最適化を図流。生産性向上とピッキングスタッフの歩行時間削減を可能とするラピュタの看板製品だ。