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センコン物流、倉庫増収とアグリ費用減で最終黒字

2020年5月15日 (金)

財務・人事センコン物流が15日に発表した2020年3月期の連結決算によると、売上高は倉庫・運送部門のアウトソーシング事業、フォワーディング事業などが堅調に推移したものの、乗用車販売事業の新車販売台数の減少が影響し、前期比1.4%減の161億9300万円だった。

一方、営業利益は倉庫部門の増収効果とアグリ事業・採石事業の固定費の減少で前期比2.4倍増の4億4100万円を確保。最終利益は2億900万円で、アグリ事業の損失計上により最終損益が6億2800万円の赤字だった前期から黒字転換した。

今期は中間決算で売上高81億円(5.1%減)、営業利益2億2000万円(18.3%減)を見込んでいるが、通期の業績予想については現時点で合理的に算出することが困難だとして開示を見送った。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/通期 [前年同期比]20/3/3Q [前年同期比]20/3/中間 [前年同期比]20/3/1Q [前年同期比]
売上高16,193 [-1.4%]12,204 [1.3%]8,539 [6.8%]4,088 [2%]
営業利益441 [147.8%]340 [217.8%]269 [258.7%]117 [550%]
最終利益209 [ - ]175 [ - ]145 [ - ]48 [ - ]
売上高営業利益率2.7%2.8%3.2%2.9%