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トランスコスモス、EC倉庫業務をワンクリックで

2020年5月20日 (水)

サービス・商品トランスコスモス(東京都渋谷区)とトランスコスモス技術研究所(同)は19日、EC運営管理システム「Shopify」(ショッピファイ)を活用した倉庫アウトソーシングサービス「スピードロジ」を6月から開始すると発表した。

同サービスは、ショッピファイを利用しているEC事業者向けに同社の倉庫業務代行サービスを提供するもので、利用者はアプリから必要項目を選択し、商品を倉庫へ預けるだけで業務委託可能。ショッピファイと倉庫管理システムをリアルタイムに連携するため、商品が注文されてから購入者に商品が届くまでに必要な業務をワンクリックで処理できるほか、配送・在庫状況もアプリ上で確認できるようになる。

▲スピードロジのサービスイメージ(出所:トランスコスモス)

また、サービスが利用できる在庫量を最小4パレットからとしており、小ロット在庫にも対応する。同社はことし4月にEC向けサービス拠点の「ECワンストップセンター北柏」(千葉県柏市)を4110坪に拡張しているため、利用者の事業が拡大し、在庫量が増えても倉庫を変更することなく対応できる。

同社は今後、ECモールやEC以外の販売チャンネル連携、チャンネルを横断した販売データ分析、AIを活用した在庫・仕入れの最適化エンジン開発、倉庫内業務の自動化・省力化・無人化――を進め、EC事業のデジタルトランスフォーメーションを促進していくという。

「スピードロジ」のサービスページ