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ロジスティクストッパン・コスモ（東京都港区）は11日、スポーツ施設や商業施設向けの大型LED投光器の販売を開始すると発表した。
大型LED投光器に関する共同販売契約を、韓国大手メーカー、国内メーカーの製造するLED照明器具の販売権を持つトゥーミックス（東京都千代田区）と締結。利用シーンに応じた40種類の大型LED投光器を、国内のスポーツ施設や商業施設向けに今月上旬から販売する。
販売を開始する大型LED投光器は、国産・海外メーカー製品の高機能タイプで、水銀灯250ワット相当からメタルハライドランプ2000ワット相当までの40種類を用意した。特に2000ワット相当のタイプは国内最大級の光量となる。
販売を開始するLED投光器は、新開発の電源部冷却構造の採用、強制冷却ファンの装備などでこれまでのLED投光器と比べ、小型・軽量化と高い信頼性の確保を実現した。
トッパン・コスモは、省エネルギー製品の販売強化を図るため、4月に市場開発部を新たに設置。太陽光発電システムや、建物の屋根や壁に塗装する遮熱塗料「アドグリーンコートTC」、窓ガラスからの熱線をカットする遮熱ウィンドウフィルムなどの省エネ関連製品に、LED投光器を加え、総合的な省エネルギーソリューションを提供していく。
電力消費の多くを占める大型照明の代替として大型LED投光器の販売を強化し、既存施設の代替需要を含めて2015年に100億円の売上を見込む。主に体育館、競技場などのスポーツ施設や大型商業施設に向けて積極的に販売展開していくほか、工場や倉庫などへの普及を目指す。
