M&A東京湾岸エリアで自社倉庫を活用した物流サービスを提供するダイワコーポレーション(東京都品川区)は9日、川崎市川崎区の「川崎第2営業所」内に小山企業(埼玉県戸田市)の「小山企業川崎サービスセンター」を招致したことを発表した。

▲ダイワコーポレーション川崎第2営業所
小山企業は埼玉県内に9つの拠点を展開する総合物流会社で、首都圏に特化した物流サービスを提供している。同社は東京都西部と神奈川県をカバーするため、今回初めて埼玉県外に拠点を設置。傘下で配送業務を請け負うルートケーツーも同時に営業所を開設し、商圏を拡大した。ルートケーツーは、首都圏の大規模商業施設や路面店に向けた配送を担っている。
一方、ダイワコーポレーションは川崎区東扇島地区に3つの拠点を所有し、出荷量は年々増加傾向にあるものの、配送機能確保に課題を感じていた。今回小山企業が入居したことで、今後は両社の貨物を共同配送し、積載率向上と輸送品質向上を目指す。

▲(左)小山企業の小山嘉一郎代表(右)ダイワコーポレーションの曽根和光社長