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日本郵船・米イージス艦衝突事故、遺族ら64人が控訴

2020年6月19日 (金)

事件・事故日本郵船は19日、静岡県下田沖20キロの海域で2017年6月17日に発生した同社コンテナ船と米国海軍イージス艦の衝突事故に関し、現地時間18日に遺族ら69人が、損害賠償を求めて上級審に控訴したと発表した。

同訴訟は、この事故で死亡した米国海軍イージス艦「フィッツジェラルド」の乗員7人の遺族7人と、事故で負傷したと主張する乗組員とその配偶者57人が、事故の被害者に対して日本郵船は損害賠償責任を負う――と主張し、同社に対し3億800万ドル(約329億円)あまりの損害賠償を請求しているもの。

米国ルイジアナ州東部連邦地方裁判所は、現地時間4日に遺族らの訴えを却下したが、これを受けた遺族らは、18日に米国第5巡回区控訴裁判所に控訴した。