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倉庫内部を3Dスキャン、バーチャル内覧会開催

2020年6月22日 (月)

拠点・施設IT機器の保守サービスを提供するゲットイット(東京都中央区)は21日、都内の倉庫「勝どきZetta(ゼッタ)」の内部を3Dスキャンし、4月27日からバーチャルツアー形式で施設見学会を再開すると発表した。

同社では、新型コロナウイルスの影響で見学会を中止していたが、カサノバエンタープライズ(埼玉県川越市)の空間3Dスキャンサービス「PanoWeave」(パノウィーブ)を活用し、倉庫内の3Dデータを作成。見学者がバーチャル空間内を自由に移動できる環境を整えた。

バーチャル内覧会では、倉庫内部を俯瞰的に見渡すことができるため、「実際の見学会とは一味違った見学を体験できる」という。

カサノバエンタープライズは、360度パノラマ撮影と空間3Dスキャン技術を用いて、パノラマツアーやバーチャルリアリティ(VR)を制作する会社で、同社の空間3Dスキャンサービス「パノウィーブ」は小規模飲食店から3500平方メートルを超える大規模施設まで対応。これまでに文化財や歴史的建造物、鍾乳洞、洞窟などでも3D撮影を実施している。

■バーチャル内覧会の様子