行政・団体寺岡精工(東京都大田区)は7月30日、ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」を茨城県行方市のセブンイレブン店舗に納入し、6月24日から稼働を開始したと発表した。
同社製ペットボトル減容回収機は、ペットボトルを投入して内部で圧縮することで、回収輸送の回数削減、排出ガス、輸送コストを抑える効果が見込めることから、流通小売業を中心に自治体、公共施設などから問い合わせが増えているという。
セブンイレブンではこれまでも東京都、埼玉県、沖縄県内の350店舗に設置してリサイクルに取り組んできたが、今回は行方市が9店舗設置した。
納入された回収機は、子どもや背の低い高齢者でも投入しやすいよう、投入口を120センチの高さに設定。コンパクトな箱型タイプでありながら、収納力は通常タイプより55%増加し、1機あたり小型ペットボトル280本を回収する。
利用者に対しては、回収時に「nanaco(ナナコ)ポイント」が貯まるシステムを採用し、空ボトルの投入意欲を高める効果につなげる。