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トナミHD、新生倉庫運輸(広島)を子会社化

2020年7月31日 (金)

M&Aトナミホールディングスは7月31日、新生倉庫運輸(広島市南区)の発行済株式総数の67%を取得し、同日付で連結子会社とすることを発表した。

新生倉庫運輸は、広島県に4拠点、岡山県に3拠点、山口県に1拠点を構え、中四国9県をカバーする共同配送網を大西物流(愛媛県四国中央市)、服島運輸(鳥取県米子市)、徳山トラック(山口県周南市)と構築。同社は主に食品やメーカー系の物流を手がけ、2020年3月期には43億6100万円を売り上げている。

トナミホールディングスは、グループの拠点運営に関するノウハウや3PL事業の業務システムを提供することで、「新生倉庫運輸が実運送業者としての輸配送機能を発揮し、業容の一層の拡大が期待される」ことから、株式取得に踏み切ったという。

新生倉庫運輸の石井宏社長は8月末の臨時株主総会で社長を退任し、新たにトナミ第一倉庫物流(名古屋市港区)の明宗寅社長が新社長に就任する予定。