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Azoop、車両管理システムに新機能

2020年8月6日 (木)

サービス・商品運送業界向けの中古車売買サイト「トラッカーズ」を運営するAzoop(アズープ、東京都世田谷区)は6日、車両コストの”見える化”を支援するクラウド型車両管理システム「トラッカーズマネージャー」の新機能として、運転者台帳機能と請求書作成機能を開発し、8月から提供を開始したと発表した。

同システムは、複数の車両情報をクラウドで一元管理するもので、購入から廃車までの車歴管理や、車両にまつわる各種書類の自動出力、運賃交渉に役立つ車両原価計算と集計――などの機能を持つ。クラウド型のシステムを採用しているため、複数拠点の車両情報を一括管理したり、拠点別に管理したりすることができる。

同社によると、導入企業へのヒアリングをもとに月に50か所以上の細かな改善を加えることで、直感的で分かりやすい操作性を実現。直近の導入数は前月と比べて2倍以上に増加しているという。

新たに追加された運転者台帳機能は、ドライバーの事故歴や健康診断の受診状況など、輸送安全規則で定められた全ての項目を一元管理できるほか、クラウドによってドライバーの異動などにも柔軟に対応する。

利用者との意見交換の中で生まれた請求書作成機能は、運送会社が発行する請求書に必要な項目を網羅しているほか、取引先情報の事前登録によって、都度発生する入力工数を削減。さらなる工数削減を希望する運送会社には、請求書の入力と郵送を代行する新サービスを提供する。

同社は今後、請求書に関する代行サービスを皮切りに外部委託サービスを拡大し、運送会社の販管費削減を強力に支援していく方針で、「トラッカーズマネージャー」には、現在開発中の配車管理機能を追加する。また、(1)中古車売買プラットフォーム事業(2)車両管理システム事業に次ぐ、第3の新事業を近々発表し、「複数のサービスがシームレスに繋がり、それぞれのデータを共有し活用することが可能となる世界を目指す」という。

■「トラッカーズマネージャー」の紹介動画

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