財務・人事飯野海運が7日発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、ケミカルタンカーや大型ガス船の市況が一時的に高騰したことを受け、外航海運業で大幅な増益となったため、全社の営業利益は前年同期の8.2倍となる26億3000万円を計上した。
売上高は4.9%減の218億7500万円、四半期最終利益は30億2100万円(前年同期は3億200万円の損失)で着地した。
通期は売上高870億円(前期比2.4%減)、営業減益45億円(13.2%増)、最終利益45億円(18.8%増)と、減収増益を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/1Q [前年同期比] | 20/3/通期 [前年同期比] | 20/3/3Q [前年同期比] | 20/3/中間 [前年同期比] | |
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売上高 | 21,875 [-4.9%] | 89,179 [5.1%] | 66,744 [5.1%] | 44,949 [7.1%] |
営業利益 | 2,630 [721.9%] | 3,976 [-16.9%] | 2,962 [-31.6%] | 1,111 [-66.4%] |
最終利益 | 3,021 [ - ] | 3,788 [-19.1%] | 2,053 [-60.3%] | 399 [-91.4%] |
売上高営業利益率 | 12.0% | 4.5% | 4.4% | 2.5% |