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飯野海運、20年度は市況の一時高騰で大幅増益に

2021年5月11日 (火)

財務・人事飯野海運が11日に発表した2021年度3月期の通期連結決算によると、売上高は889億1600万円(前年同期比0.3%減)と微減したものの、営業利益は68億3100万円(71.8%増)、最終利益は76億5500万円(2.02倍)とそれぞれ大幅に増加した。ケミカルタンカーや大型ガス船の市況が一時的に高騰したほか、ビル運営事業も堅調に推移した。

外航海運業の売上高は692億9500万円(1.3%増)、営業利益は24億6300万円(3.78倍)で、大型ガス船やドライバルク船が寄与。内航・近海海運業の売上高は85億8100万円(7.2%減)、営業利益は5億500万円(11.4%減)で、コロナ禍による需要減などの影響を受けた。

今期は売上高880億円(1%減)、営業利益41億円(40%減)、最終利益60億円(21.6%減)を見込む。