クックパッド、町田市の地産地消推進へ連携協定

国内クックパッドはこのほど、町田市・JA町田市と連携協定を締結し、市内で生産された農産物の地産地消と、市外への販路拡大を支援すると発表した。

3者は、JA町田市の直売所「アグリハウス鶴川」内に、クックパッドが提供する生鮮食品のECサービス「クックパッドマート」の共同集荷所を設置し、生産者に対する出荷支援を行うほか、イベントホールや駅前の商業施設などに、ECで購入した商品を受け取れる生鮮宅配ボックス「マートステーション」を設置し、消費者の利用環境を整備する。

▲クックパッドマートは、利用者が選んだマートステーション周辺で生産された食品を購入できる仕組み

これにより、市内生産者の農産物を出荷当日に市内消費者へ届けることが可能となり、これまで直売所などで市内産農産物を購入する機会が少なかった人でも手軽に市内産を購入できるようになる。

加えて、ECによる流通を活用して市外にも配送していくことで、市内生産者の販路拡大やブランディング向上、販売促進につなげていくという。

クックパッドは9月11日から商品の予約注文を受け付け、利用者は17日から商品を受け取ることが可能。生鮮宅配ボックス「マートステーション」は、町田市民ホール、和光大学ポプリホール鶴川、町田市立総合体育館、ココカラファインの一部店舗などに設置される予定で、設置場所は順次拡大する方針。