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国交省、国内4港を洋上風力発電基地に初指定

2020年9月1日 (火)

国内国土交通省は8月31日、秋田港・能代港・鹿島港・北九州港の4港を洋上風力発電の基地港湾として初めて指定し、9月2日に各港湾管理者に指定書を交付すると発表した。

洋上風力発電設備の設置と管理には、重厚長大な資機材を扱うことが可能なふ頭が必要で、参入時期の異なる複数の発電事業者間の利用調整が求められるため、国は基地港湾を指定し、特定のふ頭を構成する行政財産を長期的かつ安定的に発電事業者に貸し付ける制度を創設。今回国内4港が初めて基地港湾に指定された。

物流業界では、洋上風力発電が活発な欧州などで、邦船三社が輸送船や作業船、保守船のノウハウを培っている。

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