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日本郵船、洋上風力発電向け作業台船を蘭社と保有へ

2020年1月16日 (木)

▲作業船のイメージ(出所:日本郵船)

ロジスティクス日本郵船は16日、蘭・ファンオールト社と洋上風力発電設備の設置作業に使用する自航式作業船の共同保有と運航についての覚書を締結した、と発表した。

ファンオールト社は、欧州で40件以上の洋上風力発電プロジェクトを手掛けてきた開発業者で、作業船船主としての実績も持つ。一方の日本郵船は同船の日本籍化に多数の実績を持っており、両社は、2022年から1000トン以上のクレーン能力をもつ自航式作業船を所有・運航する方向性で協議を進め、その他の作業船分野でも協業の可能性を検討するという。

洋上風力発電は、海洋再エネ法の施行により市場拡大が見込まれているが、経験豊富な作業員の手配、コスト、大型化する設備に対応する作業船の不足など、普及に向けた課題が多いとされている。

▲洋上風力発電事業における日本郵船の関わり方(出所:日本郵船)

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https://www.logi-today.com/363867