物流連インターンシップ東京会場に学生109人

行政・団体日本物流団体連合会（物流連）は3日、東京・秋葉原で開催した「2020年度物流業界インターンシップ」東京会場でに109人の学生が参加したと発表した。

8月22日のウェブ開催、24日の大阪会場に続くもので、東京では7回目。例年は200人以上の参加応募があるが、ことしは150人に絞り、その7割が出席したという。

当日は事務局長やバニラックスLLCによる講演会の後、インターンシップに参加した物流企業15社がブースを設け、学生に30分刻みで6クールのプレゼンテーションを行い、学生は自由に興味のある企業ブースを訪問した。

ブースごとの定員を制限するなど、感染症対策を講じたことで参加学生が一部企業に偏ることなく、最終クールまで多くのブースで満席に近い状態が続いた。会場では、入場前に全員の検温、手指の消毒、書類の手渡し廃止、厳格な入退場管理、透明シート、フェイスシールドを使うなど、新型コロナウィルス感染症対策を徹底した。

東京地区では、19社がインターンシップの受け入れを行う方針で、8月22日のウェブ参加者を含め、294人が8月31日までに希望訪問先を提出し、物流連で学生の希望を最大限優先して1-3社の訪問企業を振り分ける。実際の企業訪問は9月8日から実施する。