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物流連、業界インターンシップに学生300人参加

2016年9月14日 (水)

イベント物流連・福通日本物流団体連合会(物流連)は14日、会員企業31社と共同で5日から9日まで物流業界インターンシップを開催したと発表した。

今年度は、早々に受入れ定員に達したため、2日目からのインターンシップに参加できない学生に対し、初日のプログラムを終日出席可能とする措置をとった。さらに、インターンシップ自体の受入枠を拡大したことで、昨年の222人を上回る300人が参加した。

初日は、参加者全員を集めたオリエンテーションとして、物流いいとこみつけ隊女性3人による学生に対するメッセージ、物流連村上敏夫事務局長による物流業全般についての講演会を行った。企業ブースでは、学生が自由に訪問できる業界研究セミナーも行われた。

2日目から4日目は、学生の希望を考慮した企業訪問・体験期間とし、240人の学生に物流業の社会的重要性や先進性について実際に肌で感じてもらうことを目的に、物流拠点の見学、座学、現場体験業務、座談会、シミュレーションゲームなど、工夫を凝らしたカリキュラムを実施した。

物流連・日本ロジテム最終日は後援の国土交通省から「物流政策について」をテーマに、日本の物流概況や震災時の支援物資輸送について講演を行った。講演後には、インターンシップ4日間で得た知識を持ち寄り、参加学生らでグループワークを行い、意見を交わした。

この後、物流いいとこみつけ隊を含む参加企業スタッフ51人が、1-2人で学生6人を担当する座談会形式で一人ひとりの学生の質問に答えるなど交流を深め、全日程を終了した。

参加学生は「インターンシップを通して、実際に物流施設を見学・体験することで物流業への理解が深まる良い機会となった」、首都圏外から参加した学生は「一度に複数の企業と接点を持つことができるインターンシップに参加してよかった」と話した。