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富士物流、三重物流センター新棟の営業開始

2020年9月8日 (火)

拠点・施設富士物流(東京都港区)は4日、三重県四日市市に完成した物流施設「三重物流センターC棟」の営業を開始した。

この施設は、同社が物流効率化、災害対策への荷主ニーズの高まりに対応するため、2019年12月に建て替えに着手していたもので、既存のA、B棟と一体運営することで、荷主への提案の幅を広げる。名古屋に近いだけでなく、伊勢湾岸自動車道、新名神高速道路、東名阪自動車道に接続しやすい立地を生かし、大阪や関東方面への配送にも対応できる。

建て替え前と比べ、延床面積は1万2000平方メートルと2倍に拡大し、保管能力が向上。災害への対応力を高める地震対策として、建築基準法の規定を上回る耐震構造を採用したほか、LED照明や遮熱高断熱素材を導入するなど、環境へも配慮した。

■三重物流センターC棟の概要
所在地:三重県四日市市富士町2576
敷地面積:5999.4平方メートル(1815坪)
延床面積:1万1929.6平方メートル(3609坪)
構造:鉄骨造、3階建て
竣工:2020年9月4日
設備:空調設備、セキュリティ設備・貨物用エレベータ1基、垂直搬送機2基・環境負荷低減のために全館LED照明を採用
営業開始日:9月4日