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大和冷機が東大阪に配送拠点、納期短縮狙う

2020年9月25日 (金)

拠点・施設大和冷機工業は24日、大阪府東大阪市に近畿圏をカバーする配送拠点「大阪新配送センター」(仮称)を建設すると発表した。同日、建設用地(1600坪)の取得を決めた。

投資額は36億円ですべて自己資金でまかなう。延床面積900坪の拠点を開設することで、近畿向けの製品配送で納期短縮と物流コストの削減を図り、顧客満足度の向上につなげる。今後、建物の建築工事に入り、2022年4月の開業を目指す。

物流3拠点体制維持、新拠点は既存からの移行

同社は現在、生産拠点を大分県佐伯市に1か所、配送拠点を埼玉県加須市、大阪市都島区、佐伯市(工場併設)の3か所展開しており、この生産1拠点・物流3拠点体制は今後も維持していく方針だ。

こうした拠点戦略のなかで関西に新拠点を設けるのは、手狭となっていた既存拠点からの移転を目指すもので、900坪へサイズアップするセンターへ移ることにより、本社所在地でもある大阪エリアの物流機能を高めて出荷ボリュームの増大や納期短縮ニーズに対応していく。