CTC、IT活用した大型商品配送の合弁会社設立

サービス・商品伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は28日、物流企業のタカダ（TAKADA、さいたま市見沼区）と共同出資のインテリア系大型商品配送会社「トライバリュー」（TriValue、同）を設立し、物流クラウドサービスを活用した配送元請事業を開始する、と発表した。

インテリア系大型商品の輸送は、人手不足や宅内サービスの提供に必要な技術の強化といった課題を抱えており、消費者のニーズに対応するためにタカダとCTCが組むことで、こうした課題の改善に取り組む。

トライバリューは、POSやECシステムと連動して配車計画を自動作成し、輸配送を最適化するCTCのクラウドサービスを活用し、共同配送を効率化する。荷主、消費者、配送事業者に向けた「総合的な物流プラットフォーム」を活用し、配送可能日や状況をリアルタイムで可視化したり、配送ルートや積み荷を最適化したりすることで、消費者の利便性と業務効率の向上を図る。