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シップオブザイヤー2019にフェリー「E/V eオーシマ」

2020年9月28日 (月)

(出所:日本船舶海洋工学会)

ロジスティクス日本船舶海洋工学会は25日、海運クラブ(東京都千代田区)でシップ・オブ・ザ・イヤー2019の表彰式を行った。選考委員会による投票の結果、大島総合サービスのフェリー「E/V eオーシマ」(E/V e-Oshima)が1回目の投票で過半数の6票を獲得し、シップ・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

E/V eオーシマは、全リチウムイオンバッテリー駆動でゼロエミッションを実現するとともに、自動操船システム、自動着桟システムなどの先進技術も取り入れた船舶で、選考対象となった12隻の頂点として評価された。

短距離航路専用だが、航行に必要な電力はすべて600キロワット時の大容量リチウムイオンバッテリーから供給されるため、低騒音、低振動でクリーンな航行が特徴。自動操船機能では、衝突、座礁防止のための自動避航が可能。

このほか小型貨物船部門は「うたしま」、作業船・特殊船部門は「いしん」がそれぞれ選出された。

LNG燃料タグ「いしん」がシップオブザイヤー部門賞