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ホテル「メズム東京」にリネン搬送ロボット導入

2020年9月29日 (火)

サービス・商品ウォーターズ竹芝(東京都港区)のタワー棟に今春開業したシティホテル「メズム東京」を運営する日本ホテルは、人材不足を補う作業効率化の試みとして、シンテックホズミ(愛知県みよし市)の自動搬送装置(AGV)を用いた最新型リネン搬送ロボット「アイル」(AISLE)を導入した。日本ホテルの親会社であるJR東日本ホテルズが29日に発表した。

「アイル」の運用イメージ(出所:JR東日本ホテルズ)

メズム東京では、アイルの導入によって「非接触」「非対面」を保ったまま、客室で使用するシーツなどのリネン類が入った台車を使用済みのリネンが入った台車と交換することで、衛生面の取り組みを強化する。また、アイルがリネン類を運搬することで、ホテルスタッフの業務負荷軽減につなげる。

アイルは、シンテックホズミが提供する最新のサービスロボットで、本体の高さは170ミリと低床構造となっているため、台車の下に潜り込ませて設定したルートを走行し、荷物をけん引する。設定した時刻になると、充電ステーションから自動的に離脱して作動。ホテルの地下にあるリネン室からリネン類が入った台車を運び出し、人手を介することなく、各階の使用済みリネンが入った台車とすべて交換する。

JR東日本ホテルズでは、5月18日に開業したホテルメトロポリタン川崎にもアイルを導入する計画。