国際海運大手のマースクは現地時間9月29日、アフリカ大陸の主要港湾である南アフリカ・ダーバン港から45キロのハマーズデールに、同国で2拠点目の専用倉庫となる冷凍冷蔵倉庫「プレクールコールドストレージ」を2021年1月上旬に稼働させると発表した。
同社は、ダーバン港とヨハネスブルグを結ぶN3ハイウェイから4キロに位置するハマーズデールの既存倉庫の保管容量を拡張するものとして同倉庫を建設。常温からマイナス25度まで対応し、果物・野菜・食肉などを南アフリカ全土に提供する流通拠点として稼働させる。
新倉庫では、輸出貨物・輸入貨物の両方に対応し、最新の温度制御システムを導入。特別な冷却が求められる果物を保管する大容量設備も備えるという。