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マースク、南アフリカ航路を改編、航海日数短縮

2012年4月18日 (水)

ロジスティクスA.P.モラー・マースクは、同社グループのマースクラインとサフマリンが配船していたアジア・南アフリカ航路で、5月初旬から新たにCMA・CGM社を共同配船会社として3社による共同配船に改編する。

 

これに伴い、ケープタウン港を西アフリカ航路「FEW3」サービスによる寄港に改編し、新SAF1サービスを全8隻によるローテーションとしてポートエリザベス港折り返しとする。CMAは本船1隻を投入する。

 

これらの改編により、船混みでスケジュールの影響を受けやすいダーバン港の荷役時間の定時性が改善し、「地球環境に配慮した低速航行を維持したまま、復航の航海日数が大幅に短縮される」としている。

 

ダーバン港を除く南アフリカ側でバース繰りの変更に合わせて本船ポジションも変更となるが、アジアから南アフリカ本土への配船が安定し、復航のトランジットタイムの大幅改善、海賊多発海域航行の回避、エコ・スピード航行による経済性の確保――などにつながるとしている。