サービス・商品人工知能(AI)技術を用いた物流向けソリューションなどを提供するAutomagi(オートマギ、東京都新宿区)は13日、港湾・海運・プラントなどのインフラ設備の外観目視検査をAIがサポートするソリューション「AMY InfraChecker」(エイミーインフラチェッカー)のトライアル企業を期間限定で募集すると発表した。

(出所:Automagi)
このソリューションは、同社の強みであるAIによる画像認識・解析を用いて、インフラ設備のサビなどを検出するもの。これまで人の目や感覚で行っていた目視検査は、「判定作業に時間がかかる」「人により判定精度が異なる」「ベテラン点検員の技術踏襲が困難」といった課題があるとされているが、このソリューションは作業時間を短縮し、自動的に客観的な劣化・異常判定ができるという。
同社はことし7月、三井E&Sの港湾クレーンをドローンで点検する実証実験に協力し、ドローンが撮影した画像からサビの有無を確認することに成功。実証実験を行った三井E&Sとゼンリンデータコムは、2021年度の実用化に向けてシステム構築を行っている。
トライアルの申し込みは11月14日まで。アカウント発行日から30日間有効で、1000枚の静止画まで無償で画像解析する。
■エイミーインフラチェッカーの紹介動画
■トライアルの詳細・申し込み
https://www.automagi.jp/news/insight-ai_pressrelease20201013/